貯蓄率 2010 2 14

 日本は、貯蓄率が高すぎるのが問題かもしれません。
1991年から2006年は、25%から30%の間を推移しています。
(総務省の「家計調査」)
(グラフは、以下の本の48ページに掲載されているものを参照)
書名 為替と株価でわかる景気の大原則
著者 岩本 沙弓  翔泳社
 消費をしないで、貯蓄をする。
これは、日本人特有の国民性と言えるでしょう。
その結果、いつになっても、内需不振が続くのかもしれません。
 さて、この本には、興味深いことが、いくつか書いてあります。
まず、鳩山首相の資産運用でしょうか(鳩山流ポートフォリオ)。
この本には、首相が「2008年に売った株」と
「2009年に買った株」が一覧表としてあります。
この表を見ると、首相は資産運用に才能があるかもしれません。
もしかすると、巧みな資産運用と言えるかもしれません。
こうした巧みさを、ぜひ政権運営にも生かしたいものです。
首相引退後は、東証に天下りできるかもしれません。
そういえば、小沢幹事長の不動産投資も、プロ級のレベルかもしれません。
 こうしてみると、日本の未来は明るいかもしれません。
鳩山氏や小沢氏が、その才能を発揮すれば、
日本国の資産を増やすことぐらい朝飯前かもしれません。
ぜひとも、自分の資産だけでなく、日本国の資産も増やしてほしいものです。
 それから、もうひとつ興味深いことが書いてあります。
神業に近い不動産投資として、ティファニー社のことが書いてあります。
ティファニー社は、東京の銀座の土地を底値(大底)で買い、
最高値で売却していると書いてあります。
売却先は、ゴールドマン・サックス。
この土地は、銀座の一等地で、現在でも地価があまり下がっていないという。
しかも、買ったときに比べて、大きく円高になっていますので、
外国人投資家にとってみれば、含み利益が大きいでしょう。
ゴールドマン・サックスが、この先、日本の土地を手放し始めたら、
為替は、円安に向かうかもしれないと、著者は書いています。














































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